花うつ

花子28歳独身。パワハラによるうつ病に悩まされ、リストカットにまで追い詰められた。でも、うつ病は必ず治る、私なりの独自の治し方で、うつ病と向き合っています。うつ病に効く食材を使った料理紹介や小説も公開予定です!現在はフリーライターとしても活躍中。お仕事依頼もよろしくお願いいたします。お仕事依頼は、south1989.1322@gmail.com まで!!小説家志望ですので、いつか本を出せたらいいなと言う野望も持っていますw

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【小説連載】贅沢で平凡な日々 4話目

 

hanakoutu.hatenablog.com

 

ピピッピピッピピッ

 

目覚まし時計が鳴る。

 

朝四時

 

簡単に目が覚める時間ではない。それに、冬。寒さがさらに睡魔を強くさせる。

 

しかし、覚まさないと。あと一時間で、始発が出てしまう。

 

氷のような温度の水で、顔を何度も洗って、頬を両手で何度も叩く。

朝食なんて食べない。お腹がいっぱいになったら、せっかく覚めてきた目が、また閉じてしまう。

 

化粧を急いでして、急いでスーツに着替える。

 

コーヒーは、コンビニで買おう。

今日は、支度に時間がかかりすぎた。

 

急いで家を出ると、覚悟していた異常に冷たい風が、私の頬を痛みつける。

 

歩くよりも早く、走るよりもゆっくりなペースで駅へ向かう。

 

あれ?帰りの電車に乗ったのは、さっきだった気がする。

駅のホームで、最近の自分の荒れた生活に呆れる。

 

電車がやってくる。

冬になると、電車の音がぼんやりと響く。夏はもっと、はっきりした音のような気がするのに。

 

電車の中は、かなり暖房が効いている。

座る場所があるけれど、このまま座れば寝てしまいそう。

そのくらい、心地の良い暖房加減。

たった3駅。だったら、立っていられる。

 

電車から降りて、私は小走りで駅を出る。

そして、会社前のコンビニで、冷たい缶コーヒーと栄養ドリンク。

暖かいコーヒーは、きっと私を眠気へと誘うだろう。

 

だから、あえての冷たい缶コーヒー。

 

職場のカギを出して、急いで鍵を開ける。

私の職場は、小さな支社でプレハブのような建物だ。

カギは各自で持っていて、最初の出社してくる人が開けて、最後に帰る人が閉める。

 

最近の私は、両者だ。

 

電気のスイッチをつけても、蛍光灯はすぐにつかない。

その間に、薄暗い中で私は急いで自分のパソコンのスイッチをつける。

 

時間の無駄はできない。

 

昨日の夜、うっかり残業中に居眠りをしてしまって、仕事が全然進んでいない。

 

もう、皆の前で怒られたくはない。

罵倒されたくない。

仕事ができないと、うわさを流されたくない。

 

仕事を首にされたくない。

 

そうやって私は、普通ではない普通を受け入れるしかなかった。